読んだ本

【読んだ本】魂の退社:会社を辞めるということ。稲垣えみ子さん!

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今日帰宅したところ、楽天証券から米国株式移管の書類が届いていました。

明日か明後日には郵送予定です。

なんと移管が完了するのに、現在1ヶ月ほどかかるそうな。(楽天証券HPより)

通常は2週間程度とのこと。

楽天経済圏のポイント付与条件変更の影響で?、楽天証券からの株式・投資信託の移管が流行しているのでしょうか。

魂の退社:会社を辞めるということ。稲垣えみ子さん。

今回は読んだ本のご紹介。「魂の退社:会社を辞めるということ」を読みました。

著者の稲垣えみ子さんは、勤め先である朝日新聞社を50歳を境に早期退職。

「退社に至る経緯」から、「退社を志して以降にどんな思考で生活してきたか」、「会社を辞めて、その後の苦労や気づき」などなど、早期退職を志す人にとって多くの学びがある内容でした。

文章も面白くて、スラスラ読めます。

今回はたっくさんメモしました。一部、ご紹介いたします。

印象に残った言葉。

この本で印象に残った言葉を一部引用します。

会社を辞めるって、意外にそれほど怖いことじゃないんじゃないかと思えてきたのである。(中略)一つだけ言っておきたいのは「意外となんとかなる(んじゃないか)」と言うことだ。

幸せとはその辺に転がっているものなんじゃないでしょうか。それなのに、みんなそれに気づいていない。転がっていても見ようとしていない。

理不尽さこそ会社の醍醐味

雇われた人間が黙って理不尽な仕打ちに耐えるのは、究極のところ生活のためだ。つまりお金のためだ。(中略)もしお金がもらえなかったとしても、あなたはやはりその会社でその仕事をすると言い切れるだろうか?(中略)会社で働くということは、極論すれば、お金に人生を支配されるということでもあるのではないか。

私はそれまでずっと、何かを得ることが幸せだと思ってきた。しかし、何かを捨てることこそ本当の幸せへの道なのかもしれない

広く世界を見渡せば、「会社を辞める」=「もったいない」という考え方は、決して「世界標準」ではない

仕事とは、突き詰めて言えば、会社に入ることでも、お金をもらうことでもないと思うのです。他人を喜ばせたり、助けたりすること。つまり人のために何かをすること。

会社は修行の場であって、依存の場はじゃない。(中略)「いつかは会社を卒業していける自分を作り上げる」こと。それはすごく大事なんじゃないか

魂の退社:会社を辞めるということ 稲垣えみ子

給料で散財しまくっていたという過去を持つ著者が、ミニマリスト的な生活に移行し、モノが「ない」といった状況からも幸せを感じとることに気づくばかりか、モノが「ある」ことよりも「ない」ことの方が豊かなのでは?といった気づきを得ます。

確かに「ない」ことで気づく、見えてくる幸せもあるな〜と納得。

また、会社員が生活で当たり前に受けているサービスや社会的信用は、会社から飛び出した途端消失します。

そうなった場合、どういった試練が待っているのか?著者の実体験から、そういったことも知ることができます。

そして、今現在会社員として働いている人には、必ず会社を卒業する日がやってきます。その時にしっかりと独立して生活していけるか。金銭的な面だけではなく、生きがいといった面でも独立できるのか。

「会社は修行の場であって、依存の場ではない。」

この言葉を胸に、他人を喜ばせるため、助けるためにできること、「生きがい」を見つけられるようにしたいと思います。

早期退職後の生活の充実には、この「生きがい」があるかどうかが重要になるのだと思います。

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