かなり久しぶりの投稿になりました。
ブログを更新しない間はnote始めたりして、無料のプラットフォームに日常記録の場を移そうかと考えてました。
まだまだこのブログを続けるか決めかねている状況です。
毎年維持費が1万円ほどかかっており、広告がついているものの完全な赤字なわけで。
kindle購入
先月、kindleを購入しました。
本当に目が疲れにくいのか半信半疑で、ずっと買うか迷っていましたが遂に購入。
確かに目が疲れにくい。スマホで読むよりかなりマシです。読書時間が増えました。
ってことで、kindle買って最初に読んだ本の感想でも久しぶりに書こうと思います。
中央銀行-セントラルバンカーの経験した39年
2つ前の日銀総裁の白川方明氏の2018年の本です。
なかなか専門的な話も多く難しい部分もありましたが、1ヶ月もかけて読み終えることができました。
白川氏が日銀に入行してから、バブル経済と崩壊、その後の金融危機、リーマンショック、欧州債務危機、東日本大震災、政府日銀の共同声明、などなど多くの出来事が起きましたが、実際に日銀内にいた白川氏が何を思い、そして総裁になってからはどう各種運営に関する決断に至っていたか、が書かれています。
特に「政府・日本銀行の共同声明」の章は、時代背景や政治家の発言の引用なども含めかなり読み応えがありました。
また、「日本経済の真の課題」の章では、金融政策の限界について改めて考えさせられました。黒田体制の日銀が終わり、インフレも進んで政策正常化も喧伝されている昨今、興味深い内容でした。
90年代後半に日本の金融機関が破綻していく中での公的資金投入に関するモラルハザードの議論に関しては、直近のSVB破綻とリンクしているように感じました。
日本のバブル崩壊とアメリカの住宅バブル崩壊もそうですが、歴史は繰り返されるのだなあと。
「財政の持続可能性」の章も面白かったです。
相変わらず文才の低さを露呈した内容になってしまっていますが、今日はこんなもんで許してださい。
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