今回も読んだ本の紹介です。
読んだのは「FULL POWER 科学が証明した自分を変える最強戦略」です。
物事を習慣化できないのは、意思力が弱いからではないとのこと。
目標達成を目指す場合、どう考え、どう行動するのが良いか、書いた本です。
目標達成には環境が大切
著書では、目標達成には意思力ではなく、環境が大切と述べられています。
目標達成のために、どう環境づくりするか?環境をどう選択するのか?ということを、この本は教えてくれます。
投資をする身からすると、「サンクコストの呪縛」の話は参考になりました。目先の利益ばかりを追い求めすぎると、正常な判断ができなくなってしまいます。
個人投資家だから、塩漬けできるという利点もありますが、時には損切りするという柔軟な対応も必要ですね。
話はそれましたが、著書の中では、そんな「サンクコストの呪縛」を目標達成に活かせ!と書かれていましたよ。物事の見方は如何様にもあるということです。
偉人、著名人の名言多数
読んでいくと、所々に偉人や著名人の名言、金言が散りばめられています。
その中でもグッときたのが、ベストセラー作家ジャック・キャンフィールドの以下の引用。
“あなたの求めているものはすべて、恐れの対岸にある”
恐れや不快感、不満、恥ずかしさなど、その時その時は辛い経験であっても、その先に自身の成長があるということです。
成長だけでなく、私が目指す「会社から独立した自由な生活」も恐れの対岸にあるのだと思います。
将来、退職に踏み切る際は、恐れを感じるでしょう。しかし、「不確実さから来る恐れ」を乗り越えてこそ、その対岸には自由な生活が待っているのだと思います。
ですので、経済的に自立して退職する基準を明確にしておくことが大事ですね。そのためには、自身の快適な生活水準を知り、価値観を広げていきたいと思います。
起業家マイケル・フィッシュマンの以下の言葉も紹介します。
“「自力での出世」なんて見当違いだ。あなたが今日手にしている人生は、たくさんの人たちが神聖な役割を果たしてくれたおかげだ。どれだけ感謝しているか、その人たちに必ず伝えよう。たとえば、あなたの配偶者やビジネスパートナーを紹介してくれた人を、さらに紹介してくれた人。そこまで遡ろう”
昨日の「満願」の紹介記事でも書きましたが、身近な人はもとより、会ったこともない人の頑張りで、私たちの生活は成り立っています。
今現在の自分は、それらの人がいなければ存在しておらず、また今現在の自身のステータスといったものまでもが、それらの人のおかげで得られたものだということを忘れてはいけません。
全てのものに感謝。
それでは!