読んだ本

【読んだ本】永い言い訳。西川美和さん。を読んでみた

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月曜日。がんばりました。でも、疲れた。眠い!!!

今日は読んだ本のご紹介。今回は小説です。

永い言い訳。西川美和さん。

あらすじとしてはこんな感じ。

事故で妻を無くした二人の男性。片方の男性は小説家(主人公)で、子供なし。もう片方の男性は、二人の子供がおり、ドラックの運転手。

ひょんなことから、小説家の男性が、週に数日だけ子供のお守りとして、もう片方の家族と共同生活をすることになります。

共同生活する中での主人公の心情や亡くなった妻への思いといったものがどう変化していくのか。

「周囲の人への接し方」や「時間の有限さ」に関して、大変考えさせられる素晴らしい内容になっていますので、是非読んでみてください。

文章も(個人的には)読みやすかったです。

映画にもなっているみたいです。映画も時間がある時にみてみたい。

印象に残った言葉

印象に残った言葉を以下に引用します。

自分を大事に思ってくれる人を、簡単に手放しちゃいけない。見くびったり、おとしめたりしちゃいけない。そうしないと、僕みたいになる。僕みたいに、愛して良い人が誰もいない人生になる。簡単に、離れるわけにはいかないと思っても、離れるときは一瞬だ。そうでしょう?

何にせよ、生きているうちの努力が肝心だ、時間には限りがあるということ、人は後悔する生き物だということを、頭の芯から理解しているはずなのに、もっとも身近な人間に、誠意を書いてしまうのは、どういうわけなのだろう
愛するべき日々に愛することを怠ったことの代償は小さくない
(中略)
あの人がいるから、挫けるわけにはいかんのだ、と思える「あの人」が誰にとっても必要だ。生きていくために、思うことのできる存在が。つくづく思うよ。他者のないことろに人生なんて存在しないんだって。人生は、他者だ。僕にとって、死んだ君が今の今になって、「あの人」になりつつあるような気もするよ。遅いかあー。

永い言い訳 西川美和

いや、本当に、最近私が考えていること、そのまんま表現したような言葉が出てきて、主人公の心情が自分に重なるようで。

読んでいて、すごい思うところがありました。

両親からの本当の愛。親孝行できるときにしよう。 今朝は雨降りでした。そして、今はお昼時。雨はお昼時、雪へと変わりました。。 山下達郎さんのクリスマスイブを思わず口ずさみながら、...

こういう本を読むと、結婚して家庭を持つといった人生について思いを巡らせてしまいます。

結婚について考える。人生悩ましい事ばかり。 突然ですが、みなさん結婚されていますか? 未婚の方は結婚願望はありますか? 私はあるといえばありますが、結婚は向かないかな...

時間は有限。その間に、周りの人との時間を大切にしよう。

この言葉を改めて、自分の中の大切な言葉の一つにしたいと思います。

これからの日々を後悔ないよう、大切に生きていかなくては」と思わせてくれる素敵な作品でした。ぜひ読んでみてください。

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