私は証券口座を2口座保有していて、楽天証券とSBI証券を利用しています。
これまでの運用は以下の通り。
- 楽天証券:積立NISA、米国株式
- SBI証券:日本株
ただ、楽天証券で運用している米国株式をSBI証券へ移管したい気持ちが沸き上がってきました。
SBI証券では日本株を1株から取引できます。単元未満株取引にかかる手数料も実質、無料です。
SBI証券でSBI ETFセレクション開始!
なぜSBI証券への米国株式移管を考え始めたか?
それはSBI証券が「SBI ETF」セレクションの開始を発表したから!SBI ETFセレクションとして、2022年4月1日から、10つの米国ETFの買付手数料が無料になります。
買付手数料が無料になるETFは公式サイトで確認ください。
定番ETFのVTIはもちろん、QQQやAGGなどが対象銘柄です。
そして、SPYDも買付手数料無料の対象銘柄。私はSPYDを定期的に買い付けているので、この情報を発見し、移管したい欲が湧き出てきました。
楽天証券でSPYDを年間70万円買い付けると仮定した場合、取引手数料は
70万円×0.55%(楽天証券の米国株買付手数料)=¥3,850。
年間70万円分のSPYDを買い付けるとして、年間3850円の手数料削減になります。
これだけだと、それほどインパクトはありませんね。
それでもSBI証券へ移管したいのは、為替手数料を抑えられるから
しかし、SBI証券へ移管するメリットはこれだけではないんです。
SBI証券で米国株式を購入する場合、ドル転の方法を工夫することで為替手数料を抑えられます。
具体的には、住信SBIネット銀行でドルを買付(為替手数料1ドルあたり4銭)し、そのドルをSBI証券に入金します。そうすれば、実質為替手数料が1ドルあたり4銭で済みます。
楽天証券では1ドルあたり25銭の手数料がかかります。
したがって、その差は1ドルあたり21銭。
年間240万円分の米国株式を為替レート120円/ドルで買い付けるとして、楽天証券とSBI証券の年間為替手数料の差は
240(万円)÷120(円/ドル)×0.21円=4200円。
為替レートは少し保守的に見積もっているので、円高に振れればその分手数料差は大きくなりますね。為替レートが100円/ドルであれば、年間5000円程度の手数料差になります。
したがって、SPYDの買付手数料無料+為替手数料の安さを考慮し、年間で約8000円の手数料が抑えられます。
収入の上昇に伴い、年間の買付可能額が増加すれば、ますますSBI証券で買いつけた方が手数料を抑えられお得に取引できますね。
以上を考慮し、米国株の保有銘柄をSBI証券へ統合(移管)したくなったわけです。
移管して統合した方が管理が楽ですしね!
それでは!