経済的自由を目指すためには、本業以外の収入を増やしていく必要があります。それらの収入で生活費が賄えれば、経済的自由の最低ライン達成です。
その手段の一つが株式の保有に伴う配当金です。
しかし、配当金だけで生活費を賄おうとすると、莫大な元手が必要となります。
経済的自由を目指す場合、給料は少ないがゆるーい会社と給料は高いが激務続きの会社のどちらで働くのが適しているのか考えてみました。
完全な私見なので参考意見程度で。
給料は低いがゆるい職場のメリット・デメリット
給料は低いがゆるい職場のメリット
- 副業を続けるハードルが低い
- 給料が低いため、日々の生活費を上げにくく、経済的自由を達成するためのハードルが上がりにくい
①はとても大きいメリットだと思います。
激務ではない分、会社で働く時間自体が少ないのに加え、疲労困憊でなければ、副業を継続しやすくなります。
また、副業で稼げるのであれば、その副業がセミリタイアした際の収入柱の一つになります。
月5万円稼げるのであれば、2000万円の金融資産を年利3%で運用しているのと実質同じになります。
そう考えると副業を始めやすいというのは大きなメリットです。
②は高収入の激務サラリーマンでも実行できますが、もともとの収入が低ければ上げようがないですからね。
不労所得>生活費(経済的自由)の達成には、不労所得をあげるか生活費を下げることが必要です。
不労所得を上げるより、生活費を下げることの方が簡単です。
上でも述べた通り、必要な生活費が月5万円高ければ、必要な金融資産の額は2000万円も多く必要になります。
日々の生活費をあげにくい、給料が低いというのは、見方を変えればメリットともとれます。
給料は低いがゆるい職場のデメリット
- 投資元本が少なくなる
- 副収入を得るまでは時間がかかることも
単純に投資元本が少なくなるので、金融資産の積み上げが難しくなります。
サラリマーンの収入は、毎月定期的に貰えるものです。毎月の入金力が少ないのは、長い目で見るとかなりのハンディキャップになります。
その差を副業による収入で埋めることも可能ですが、やはり成果が出るまでは時間がかかってしまいます。
給料は高いが激務続きの職場のメリット・デメリット
給料は高いが激務続きの職場のメリット
- 投資元本が大きくなる
- 経済的自由を目指すモチベーション維持になることも
これは上のデメリットの全く逆のことです。
定期収入が高いのは大きなアドバンテージです。収入は大抵は成果を反映しての額ではないですからね。
残業した分、多く稼げるのもメリットです。
副業は始めは収入ゼロなんてこともありますが、残業はやり始めたその時から収入になり得ます。
また、激務から抜け出したい!という強い意志は、経済的自由を目指し続けるモチベーションになることもあると思います。
給料は高いが激務続きの職場のデメリット
副収入を得にくい(会社への収入の依存度が高くなる)
デメリットは、副業をやるハードルが高いという点です。
毎日遅くまで、ヘトヘトになるまで働いて、そこから副業しようとはならないでしょう。
副業の収入は青天井と言われます。その機会を掴みにくいというのは大きなデメリットです。
また、経済的自由を達成し、独立した際の収入の柱が金融所得だけなんてことになるかもしれません。
まあ、その時は好きな時間に働けばいいだけですが、独立時の収入の柱は多いに越したことはありません。
そう考えると、収入の会社への依存度が高いといのはやっぱり危険ですね。
まとめ
就活生だった私は給料の多寡はあまり重要視せず、長く働けるかを重視して就職先の選択を行いました。
ただ、激務でも副業等で収入の柱を増やせるのであれば、それに越したことはありません。
実際に社会人になって言えることは、就職先の選択で迷った場合は、給料の多寡が重要な基準になるということです。
就活と社会人を経験してみて、はじめて見えてきた視点です。
以上を踏まえると、少し忙しくとも収入の高い企業に就職するというのが、経済的自由達成には適していると考えます。
ただ独立した時のことを考えて、収入の柱を複数持っておくというのは重要です。
ですので、一番良いのは高給でゆるーい職場ですが(笑)
どちらにせよ、目標達成のためコツコツ投資額を増やしていく継続力が大事になってきますね。副業に関しても継続力が大事ですね。
それでは!