今週は疲れ切りました。人生でトップクラスに疲れた1週間でした。
もう疲れすぎて、頭が働かないし、なんだか頭痛がするような気もするしで、大変。。。
寝て起きたら、だいぶ良くなりました。
でも、やっぱり6時ごろに目が覚めます。
25歳、もう若くないと言うことでしょうか。。。そのせいか、現在8時30分、すでに眠い。笑
朝が来る、見ました。
今回は久しぶりに見た映画!「朝が来る」を見ました。
この映画は小説を映画化した作品で、直木賞作家の辻村深月さんの原作です。
あらすじとしては以下のような感じ。
無精子症という病気のため、子供を持つことを諦めかけていた夫婦。しかし、たまたま特別養子縁組という制度を知り、男の子を養子として迎え入れる。
「朝斗」と名づけられた男の子も6歳になり、幸せな生活を過ごしていた家族を、男の子の本当の生みの親である片倉ひかりを名乗る女性が訪ねてくる。
女性は「子供を返してください。無理ならお金をください。」と。。。
6年前、子供を譲り受ける際に出会った片倉ひかりとは、大きく印象の異なっている女性に困惑する夫婦。。。
この女性は本当に片倉ひかりなのか?片倉ひかりだとして、何が彼女をこうにも変化させたのか??
といった感じ。
物事を多面的に見る
前半は夫婦が養子縁組を利用した経緯やその後の生活について話が展開されていきます。
そして後半からは、子供の本当の母親、片倉ひかりのお話がメイン。
養子縁組と聞くと、子供が欲しくても授かれない夫婦は子供を授かることができるし、子供にとっても生みの親の代わって養育してくれる大人が見つかるしで、良い制度なんじゃない?というのがこの映画を見るまでの、表面的な養子縁組に関する思い。
ただ、あくまで物語上の話ではありますが、子供の本当の母親の苦悩という、養子縁組の負の面(負の面の直接的な原因は養子縁組という制度ではないですが)を描いた作品でした。
特に、ラストのシーン。夫婦を訪ねた片倉ひかりが「子供を返して欲しい」と告げ、リビングに座って夫婦と話をしているところに、朝斗が帰宅し、「お母さん〜」と玄関から呼びかけてくるシーン。
ここ非常に心にグッとくるものがありました。。。。
如何に日々接している物事の表面的な部分、一面しか見ていないか気付かされますね。
一見、完全無欠に見えても、その裏には誰かの苦悩が隠されているかもしれないのです。自分にとっては善意を持った言動であっても、それが人を傷つけているかもしれないのです。
こういった多面的に物事見るのは非常に大事なことで、そうすることで日常の何気ない幸せに気づけたり、感謝の気持ちが芽生えたり、人に優しくなれたりするんだと思います。
すみません、偉そうに。
でも、そんなことを思わせてくれる素敵な作品でした。2時間ちょっとと少し長めの作品でしたが、一気見できました。
いつの間にか見入ってしまうそんな作品。
ぜひ、見てみてください。
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