今更ながら、ロバート・キヨサキ氏が書かれた金持ち父さん貧乏父さんを読みました。
これまで読む本は9割9分が小説で、久しぶりに小説以外の本を読みました。
金持ち父さん貧乏父さん 概要
この本の一番伝えたいことは、負債ではなく資産を買おうということだと思います。
そしてお金に、お金を生み出すために働いてもらう。それがお金持ちになる方法だということです。
個人的には、後半になるにつれてあまり面白く無くなったので、読み飛ばした部分もあるのですが、「支出を抑えつつ、残りの資金を投資にまわす」という習慣の重要性を改めて認識できたと思います。
税金に関することや、昨今の(この本は1997年に書かれたもの)教育がお金持ちになるためにどういった形で障壁になっているかなどなども書かれていました。
不動産投資のエピソードが多く、そんなに簡単に上手くいくか?と疑問な部分も多々ありましたが、学ぶことは多かったです。
いかに若い時に多くの資産を手にするかが重要
私が支出を抑え、株式にお金をまわすようになったきっかけは、この本ではありません。
しかし、高校生や大学生の時にこの本に出会っていれば、もう少し早く支出を抑え、投資を始められていたかもしれません。そんな本でした。
この本が書かれたのは、前述の通り1997年のことです。約25年前になります。
その時から、「経済的に自立するためには〜」といったことを説いている本があったことに驚きました。1997年というと大多数の人が、「投資=ギャンブル」といった固定観念を持っていた頃だと思います。(私は赤ん坊だったので推測にはなりますが)
「購入後、その価値が目減りし、かつ財布からお金が流れ出すような負債ではなく、自分の懐にお金を運んでくれる資産を買うこと」。これがお金持ちになるには必須であるという考えは、遅くとも1997年には存在したわけで、この考えを知っている人と知らない人では、現在、資産に大きな差が開いているでしょう。
やはり、情報をいち早く手に入れた人が、最良の選択をすることができます。知っている人と知らない人の間には大きな差ができるわけです。
時間によってできた差を埋めるというのは、大変なことです。複利でお金は増えていくわけですから。
したがって、いかに若くして多くの資金を資産に回せるかが重要になってきます。
今後も、余剰資金の最大化を行いつつ投資をし、資産を雪だるま式に増やしていければと思います。
それでは!