エッセイ

煽らず細かいミスは許容。議論すべきことを議論しよう。と思う。

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毎週水曜日は食料品の買い物の日にしています。

水曜日に買い物して、木曜に料理。分散です。

自炊生活も投資も分散大事。

ただ、今日はまさかのエコバッグを忘れるという失態を犯し、買い物に行けずでした。とほほ。。。

ちっちゃいことは気にせず、議論すべきことを議論しよう

今日は偉そうなこと書きます。先に謝っときます、ごめんなさい。笑

突然ですが、近年の日本はミスが許容されない社会になっているような気がします。

政治家や識者、有名人の失言、不適切行動。

それらが公になった途端、いろんな人が声高々に事件を煽り、報道機関も(変な演出を加えつつ?)煽り、時には渦中の人を引き摺り下ろすことに躍起になっているだけのように見えたりします。

不平不満を含めて、意見を言うのは大事だと思います。しかし、不平不満をいうだけでは、何も変わりませんし、その不満を契機として現状の問題を解決する方策を議論することが、国民全体でやるべきことなのではないでしょうか??

例えば、最近話題になっている事例として、日銀の黒田総裁の「値上げ許容」発言があります。内容の是非はどうであれ、そんなに騒ぐほどの発言か?と思ったりするわけです。

確かに「値上げを許容している」と発言するには、エビデンスが足りなかったのは事実でしょう。そもそも、値上げを喜ぶ消費者がいるとは思えませんし、例え賃金上昇を伴っていたとしても。

でも、今議論すべきは、「一般家庭が値上げを許容しているか」「黒田総裁の発言は不適切か」なんてことじゃないと思います。謝罪させて、何になるというのでしょうか?

そもそも、長年デフレに苦しんできての異次元緩和なわけで、日銀としても今の状況で金融政策を軌道修正しますなんてことはしないでしょうし。

しかし、本当にこのまま金融緩和を続けていいのか、経常収支の黒字幅縮小を抑える手立ては?、そもそもインフレとともに賃金をあげるには?などなど、日銀に関係するところだけでなく、日本全体として今後の国の方針を議論していかなくてはいけないのではないでしょうか?

言葉尻を捉えて、言及しても無意味な部分ばかりに目を向けて、不平不満を言うだけで、果たして現状を打破する策が打てるでしょうか???

政府や日銀をはじめ、偉い人たちに頼りっぱなしで、不平不満をいうだけで行動に移さない、それでいいのでしょうか?

細かいミスは許容、許容。

有名人のいけない男女関係のお話もそうです。

ああいうので怒ったり、不満を述べたり、失望したりしている人って本当にいるんでしょうか?

そういった事実があったとして、その人たちにどんな不利益があったんでしょう?

その事件の当事者や関係者が、煽り報道やSNS上の発言を見て、どんな気持ちになっているのか考えたことはあるのでしょうか?

本当にまっさらで、なんの汚れや間違いのないことが完全な善であり、少しでも過ちがあれば悪なんでしょうか?そんな世界は生きづらくないですか?

なーんて思ったりするわけです。

昨今の日本の状況を見るに、政治も金融政策もどこを目指すべきか、本当に難しくなっていっていると思います。

細かいミスは許容して、建設的に日本をよりよくする方策を議論しやすくなるような社会になればと思います。

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