先週はS&P500が一時-20%に達し、弱気相場入りと話題になりました。
SNSでも下落に対する悲観的な投稿が目立つようになってきましたね。
私の現状。下落の実感はあまりない
私自身はあまり下落の実感が湧いていません。
積立NISAはS&P500の投資信託に積立を行なっていますが、昨今の円安であまり下落している実感が湧いていません。(もちろん評価損益は半年前とは比べると悪化しています。)
米国株で投資しているのは高配当株ETF。年初来下落続きのS&P500と比較すると、まだまだ下落が大きくなく、むしろ横ばいと行ったところ。
そして、円安の影響で、円評価額はまだまだ元気な状況です。
日本株にも全リスク資産の3割弱ほどを割いていますが、評価損益は米国株と同じ割合(%)でプラスとまだまだ元気。
といった具合で、先行きを楽観することはできないものの、まだまだ悲観ムードを実感できていないのが現状です。
現在の状況を踏まえ、投資方針を少々変更
2022年は相場が荒れるというのは、たくさんの方が喧伝されていました。
そして、実際にそれが現実になりつつあるというのが現在の状況だと思います。
今後も利上げにQT、インフレ、景気後退、ウクライナ情勢などなどマイナス要因がかなり存在し、いつ状況が良化するか全く読めません。
現在、リスク資産と同額の現預金を保有しており、今後現金比率をどうするか、どのように資金を株式に投下してくか、方針を若干変更しました。変更するのがちょっと遅かったかな〜。
現預金を2年ほどの期間に分散して、高配当株を定期買付
定期買付は少額で続けつつ、下落した時点で買付できる現金も残しておく
定期買付はこれまでの5分の1ほどの額で続けつつ、現金は多く残しておく。
株価が10%下落するたびに、温存しておいた買付余力を使い、買いに向かう。
- 10%下落:貯蓄額の7.5%
- 20%下落:貯蓄額の12%
- 30%下落;貯蓄額の15%
- 40%下落:貯蓄額の25.5%
- 50%下落:貯蓄額の25.5%
この方針で行く予定です。支出の最適化を継続すれば、下落相場が長引けば長引くほど貯蓄額は増大していきますので、下落時の買付額も増えていきます。
もちろん将来は読めませんので、この方針が裏目に出る可能性はあります。
ただ、2022年は少なくとも、現状の方針で行くよりは、下落した際に買いに向かえる余力を多分に残しておくことが、結果的に資産を築く近道になると思うんですよね。
本業の収入もお世辞にも多いと言えないので、少ない元手は効率的に使わなければなりません。もっと収入が高ければ、これまで通り、定期買付を続け、リスクをとっていたと思います。
急がば回れですね。
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