エッセイ

【読んだ本】FIRE最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

昼間はちょっと蒸し暑くなりました。

朝方はまだまだ肌寒い感じがしますね〜。

FIRE 最強の早期リタイア術を読みました!

FIREに関する本を読んだのは、これで2冊目。(もうこれ以上、FIRE本は読まないかも)

今回読んだのはクリスティー・シェンさんとブライス・リャンさんの「FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド」です。

前回読んだのは、穂高唯希さんの本。

【読んだ本】本気でFIREを目指す人のための資産形成入門。穂高唯希さん。を読んでみた もうすぐゴールデンウィーク! 楽しみです。待ち遠しい。。。 今週は時間が経つのが早かったな〜。あと1日乗り切れば、週末!!...

穂高さんは「高配当株投資」、クリスティーさんは「インデックス投資・債券」と資金を投じる対象は違いますが、書いてある内容・要点は重複するところが多かったと思います。

  • 支出を最適化(不要な支出は切り詰めつつ、自ら価値を感じるものには資金をしっかり投下)し、貯蓄率を増やす
  • リスク資産(インデックスファンドor高配当株)に資金を投じる。資産配分は自らの性格に合わせつつ、暴落時に狼狽しない仕組みづくりも重要

FIREを達成する最も再現性の高い方法は、上の二つを実行することですね。

資産を築くのに、「ビジネスで一発当てる」もしくは「投資に20%のリターンを求める」ことは再現性が低いからです。

世界中の人がイーロン・マスクやウォーレン・バフェットのようにはなれませんからね。

一方、爆発力はなく資産が育つには時間はかかりますが、支出を最適化し、リスク資産への入金力を高めることは、自分を律すれば実現可能です。

無理のない程度でリスク資産への入金力を高め、年利5%程度のリターンを狙うことは、誰にでもできることですからね。

資産形成で最も重要な要素は「入金力」と再確認しました。

印象に残った言葉

以下、印象に残った言葉を引用します。

「計画が途中で狂った時、常に手を差し伸べてもらえるわけではありません。不安定になる一方の雇用や、なくなりつつある年金制度など経済の実情を考えるとリタイア後の人生を政府や会社に頼ることなどできません。」

「より多くのものを所有するほど、人はより不幸になり、よりストレスを抱えるということです。逆に、より少ないものを所有し、旅行や新たなスキルの習得など経験によりお金を使うほど、人はより幸福になり、より人生に満足するのです。」

FIRE 最強の早期リタイア術 クリスティー・シェン&ブライス・リャン

一つ目は自助努力が大事ということですね。これまで日本では、一つの会社に経済的に依存し、退職時に退職金をもらい、退職後は国からの年金で暮らすというのが一般的でした。

ただ、急速に外部環境が変化している中で自らが所属する会社が、例え大企業であったとしても、将来も安定して存在しているかは分からない、さらに先の見えない世界になっています。

また、年金制度も制度の欠陥が指摘されて久しく、受取額は減少の一途を辿るでしょう。そして、社会保障費の負担額も増加していくでしょう。

高齢化という根本的な原因を改善することは難しいですが、自助努力により将来に備えることはできます。税や社会保障の負担増を嘆き、改善を求めることも大切ですが、国や会社に頼ることなく、将来を不安なく生きていける土台を自ら築く、「自分のことは自分で責任を持つ」ことも大切になってきます。

この精神で自ら将来に備える国民が増えれば、国民全体が税や社会保障に頼る必要性が下がるわけですから、負担額というのも少なくて済むようになるかもしれませんよ。

二つ目は稲垣えみ子さんの「魂の退社」の中でも指摘されていました。

【読んだ本】魂の退社:会社を辞めるということ。稲垣えみ子さん! 今日帰宅したところ、楽天証券から米国株式移管の書類が届いていました。 明日か明後日には郵送予定です。 なんと移管が完了する...

「ものを得ること」=「幸福」ではないということです。

ものがないことで、気づくことのできる幸せがあるということですね。そして、ものを得ることで得られる幸福感は一時的。人間はその幸福感には慣れてしまい、同じ幸福感を得るには、ものに対するさらなる金銭の投下が必要になるということですね。

「その支出は本当に必要?」

この問いかけは常に行う必要がありますね。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ ささやかな暮らしへ
にほんブログ村ランキング参加中!いつも応援のクリックありがとうございます。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA